動物に癒やされて暮らす

ここ最近ペットして新たに注目されているのがハリネズミです。これまではハリネズミにペットとしてのイメージはほとんどなかったかもしれませんが、その可愛らしい姿で特に若い女性たちに人気があり、都会ではハリネズミと触れ合うことができるハリネズミカフェというものも現れるほど、ちょっとしたブームになっているようです。

ハリネズミは確かにその見た目や動きが可愛らしいのでペットとして飼いたくなるのはよくわかりますが、実際に飼ってみるとどうなのだろう？と思い、いろいろと調べてみると、想像以上になかなか難しい生き物だということがわかりました。

まず全身が針で覆われていることからもわかるように大変警戒心が強く、人になかなか懐かない、というのは犬や猫、小鳥などペットとして一般的な動物と大きく異なる点です。また暑さ・寒さに弱いので温度管理が必須、というのも四季がはっきりしていて寒暖差が大きい日本では難しいところです。

どんな動物にも言えますが、ペットとして飼う以上は責任を持ってその生命を守らなくてはなりません。可愛らしさだけで安易に飼い始めることのないよう、事前にその特性をよく知っておくことが必要でしょう。

我が家には犬と猫がいますけど、どちらも世間がイメージする「犬」「猫」とは、ちょっと違うんじゃないかなーという一面を持っています。

まず犬ですが、人懐っこくて従順なイメージありますよね。実際、うちのコはご主人である私には従順なんですが……男女差別がすごく激しいのです。散歩していて、男の人が近づいてくると、ものすごく吠えて威嚇します。それも「怖がってる」のではなく「ケンカ売ってる」って感じというか「ナメてる」感じというか、とにかく見るからに生意気な態度なんです。

逆に女の子が近づいてくると、おなかを見せて「撫でて撫でて～」状態になります。しかも若い女の子限定なんです！ｗ　ご近所からは「エロ犬」と呼ばれてます……。

そして猫ちゃん。猫はクールでツンとしていて、感情をあまり表に出さないイメージがありますよね。ところがうちの猫ちゃんは感情出しまくりで、クールとは程遠い存在なんです。まず他のコと遊んでいると露骨に怒ってきます。怒り方は、ダッシュで私の肩などに飛び乗ってきて、ガジガジかじるという。ちなみに私以外には絶対に攻撃してきません。

遊びたいオモチャがあるときは、口でくわえて持ってくるんですが、偶然を装って私の目の前にポテッと落としつつ、そのままちょっと歩み去っていくんです。そのあと「クワッ！」とこっちを見返して、私がオモチャを手にとっていなかったら、悔しそうに口元を引きつらせるという……。

皆さんの犬や猫に対するイメージが少し変わるんじゃないかと思われる、我が家のワンコとニャンコでした。

また新たな仲間が増えちゃいました。お魚の新顔「ベタ」です。一時期はクレーンゲームの商品になったりしていたくらいで、ビンでも飼えるというお手軽なお魚なんですよ。ヒレが大きく華やかで色も様々なものがあります。私は本当にビンで飼えるのか試してみたくて買ってしまいました。お値段は水草とセットで1000円ちょっとでした。

ネオンテトラと一緒に泳がせたらさぞキレイだろうなぁ、と期待してたんですが気性の荒いものが多く、ネオンテトラ達が犠牲になる事も少なくない様なので諦める事にしました。それにネオンテトラの水槽には水流があるので、ベタはヒレが大きいので水流があるところでずっと泳ぐと疲れてしまうんだそうで、それもかわいそうかと思い辞めました。ビンで飼うっていうのが可愛いと思ったのも理由なんですが。

容器は最初は100均にあるような小さ目の金魚鉢に泳がせたら可愛いかな？と思ったんですが、ベタは結構ジャンプ力が大きく、いない間に残念な事になってしまわない様に蓋のある容器にする事にしました。また、ベタはエラ呼吸の他に口から空気で呼吸する事もする様なので、きちんと空気が通るように蓋に穴があるタイプのものを選ばなければならないと思い、メイソンジャーの上のフタに穴がある芳香材のフタみたいになっているタイプのものを選びました。

おかげでインテリアにもなるしとっても可愛いです！容器自体が大きくないので、夜になってカバーをかけるのも可愛いハンカチと厚手の布を重ねてかけてあげればいいですし、水槽の方と違ってモーターの駆動音等が全くしないので寝室に置いても気になりません。

あんまり寿命が長くない生き物ですが、出来るだけ良い環境を整えて長生きしてもらいたいと思います！

「猫」「犬」「インコ」など、私のうちには数多くの動物たちが住んでいます。どの子も本当に可愛くて、決して比べることなんて出来ません。でも、そんな中に一際愛らしくて、構ってあげたくなる動物がいるんです。

それは、ネザーランドドワーフと呼ばれる品種の｢うさぎ」です。これが小さくて丸っこくて可愛らしいんです。

ちょこんと付いたお鼻に、円らな瞳、後ろに向かってピンとたった小さなお耳。まるでファンシーの世界から連れて来たみたいなんです。

うさぎって繊細で、すごく飼い辛そうなイメージがあるかもしれませんが、実は、私みたいに“一人暮らし”の人におあつらえ向きのペットなんですよ。

うまく育てれば、犬と同じくらいか、それ以上になついてくれるので、とっても可愛いです。ああ見えて、甘えたいときにはあちら側から擦り寄ってきますし、リラックスしているときには、身体を横たわらせて気ままに過ごしています。

まさに、犬と猫のいいところ取りって感じです。

でも、とても臆病なのでストレスがたまりやすく、病気になりやすいところもあります。そういった意味では飼うのが難しいと言えるかもしれませんね。

ただし、ひとりにしておいても、寂しさで死んじゃうってことはありませんから、お留守番させても平気です。

お仕事して帰ってきたときに、ぷぅぷぅと鼻を鳴らして“遊んで！”とせがんでくる姿は、本当に可愛いです。

うさぎは、私の元気のオアシスです。

実は私、おうちに小さな「アクアリウム」を置いています。

アクアリウムといっても“水草水槽”とも呼ばれるもので、名前のとおり、水草や流木、小石などを使って、水槽の中でお庭づくりを楽しむものです。イメージとしては、水草版のガーデニングといったところですね。

そんな“水草”をメインにしたアクアリウムは、生き物が住んでいなくても、澄んだ水と水草が揺れる光景だけで、私の心を癒してくれます。ですが、そこに少しだけ生き物を住まわせると、癒しレベルが更にアップするんです。

私の場合、アクアリウムに“ネオンテトラ”を10匹ほど住まわせています。ご存知の方も多いかと思いますが、ネオンテトラは２～３cmほどの小さな熱帯魚で、青と赤のラインがとても綺麗な魚です。この子達が、壮大な水槽の中を自由に生き生きと泳いでいる姿を見ると、なんだか本当に元気が湧いてくるんです。

いまでは、このアクアリウムは、私にとって欠かせない心の拠り所になっています。

私は昔から、自分の翼で空を自由に飛びまわる“鳥たち”が大好きでした。ですから、ペットを飼うなら、一番最初は鳥がいいなと思っていました。

そして今、私は実際に“セキセイインコ”を飼っています。ヒナの頃から育てていて、今では立派な成鳥です。私にはよく懐いてくれていますから、手乗りや肩乗りはもちろん、ほかの動物同様に直接スキンシップだってさせてくれます。

あの鮮やかな姿を見るだけでも、私はとても癒されるのですが、ケージの外に出してあげるとちょこちょこと私の方に寄ってくるんです。それで、頭や頬を撫でてあげると凄く気持ちよさそうな顔をしますから、それがとっても愛らしくて、今ではインコなしの生活は考えられません。

鳥なので“噛みぐせ”はどうしても有りますが、いい匂いがしたり、おしゃべりできたりと、有り余る長所があるので余り気にならないです。セキセイインコはペットとして非常に飼いやすいですから、鳥を飼いたいと思っている方には、絶対オススメしますよ。

現在は15歳未満の子供の人口よりもペットの方が多いという状況になっているほど、多くの人が動物を自宅で飼育しています。

その大半は犬と猫ですが、注目を集めているのが爬虫類です。

一部のマニアの間では高い支持を集めており、その独特の魅力にハマる人も少なくはありません。

爬虫類は。かっては恐竜として地球を支配していた歴史を持っている動物で、3億年ほど前に両生類から進化したと考えられています。

蛇や亀、ワニ、トカゲ等の動物が属しており、この内で亀とトカゲがペットとして人気を集めています。

犬や猫のように鳴き声を上げない上に散歩の必要もないので、飼育に手間がかからないという事も魅力です。

また、爬虫類は知能が低いのでなつかないというイメージを持たれがちですが、そんな事はありません。

愛情表現の方法は哺乳類とは異なりますが、触ると目を閉じたり手に乗ったりもします。

汗をかかないので、臭いも少ないという事もメリットであり、糞の世話さえしてあげれば清潔な状態をキープする事が出来ます。

家畜としての犬は、太古の昔から人類と生活を共にしてきた欠かせない存在です。

近年では純粋な家族の一員として愛される傾向が強まり、動物の中でも最も身近な存在となりました。

犬の魅力は、何と言っても人間に対して従順なことです。

動物として高い運動能力を持っているのはもちろんですが、知性も優れていて、しつけをしっかりとすれば芸を覚えさせることもできます。

犬と一緒に暮らすことになれば、毎日のように散歩に出かけるようになります。

犬は飼い主を信頼して、散歩のときでも指示に従ってくれます。

家の中では癒やしを飼い主に与えてくれます。言葉を発することはできなくても、表情や仕草で想いを伝えることができます。

犬は常に人間に依存して生きる動物です。

飼い主が常に面倒を見てあげなければ、孤独な気持ちになります。

昔は外で飼うことが多かったのですが、最近では室内飼いが主流です。

室内で飼ってあげれば病気にかかりにくくなり、常に一緒に居てあげられます。

動物との生活は思った以上にとっても癒やされる毎日です。

動物たちの何気ない仕草、また飼い主をいたわるかのような鳴き声にいつも救われています。

特に猫との生活はとても楽しく、落ち込むことがあっても元気がもらえます。

なんといっても猫の魅力はその自由さにあります。

猫はこちらがどんなに話しかけても時にふいっと無視されることがあります。

それでも気づけば傍らに寄り添っていてくれるその猫の仕草に夢中です。

さっきは冷たくしていたのに、今度は甘えてくる、そのギャップがとても可愛くていつも一緒にいたくなります。

こちらのことを無視しているようで、意識してくれているという様子が愛らしいです。

その魅力に一度ハマってしまうとこの生活を手放すことがなかなかできなくなってしまいます。

こんなにも助けられるとは思っていませんでした。

動物と一緒に生活していると毎日の家の外での煩わしさなどを忘れてしまいます。

飼い主に甘えてくるその様子はいつも癒やされます。